
どうも!筋ジスブロガーのSHOHEYZAKAやで~
約1年と待ちに待った日本での
『オッペンハイマー』の劇場公開!
彼が「原爆の父」を描くからには、
日本人としてノーラン監督のファンとして
観なければならないと使命感に燃えていた。
今回の記事は、
「原爆の父」と呼ばれる男の生涯と
第ニ次世界大戦から冷戦時代のアメリカの姿
を描き、現在の核兵器がある世界を生きる
我々にクリストファー・ノーラン監督が
問いかける映画『オッペンハイマー』の
感想・評価を書いていく。
この映画をオススメする人…
| ・原爆を当時のアメリカの視点から知りたい |
| ・これからの世界を生きる高校生から大学生 |
| ・ノーラン監督からの問いに挑戦したい |
この作品の独断と偏見での評価は…
☆5 のうち、 ☆ 4.5 でした!
核分裂のように、たくさんのことを
考えさせられたオッペンハイマー、
本当に面白かった。
この男が、世界を変えてしまった

『オッペンハイマー』
| 公開日 | 2024/3/29 |
| 上映時間 | 3時間 |
| ジャンル | 歴史・伝記 |
| 監督 | クリストファー・ノーラン |
| 主演 | キリアン・マーフィー |
この映画は『原爆の父』
オッペンハイマーの栄光と苦悩の生涯を
クリストファー・ノーラン監督の感性を
通して、当時のアメリカとオッペンハイマー
の目線から追体験していく作品。
第96回アカデミー賞では同年度最多の
13部門でノミネートされ、作品賞、
監督賞、主演男優賞、助演男優賞、編集賞、
撮影賞、作曲賞の7部門で受賞した。
映画批評集積サイトRotten Tomatoesには
220件のレビューがあり、批評家支持率は
93%、観客支持率は95%と人を選ばずに
多くの人から世界的な評価を受けている。
クリストファー・ノーラン監督の作品は
独創的な映像スタイルと
複雑なストーリーテリングで知られ、
代表作「ダークナイト」「インセプション」
「インターステラー」「ダンケルク」
これらの映画は、ノーラン監督の技術的な
緻密さや大胆な映像表現が称賛されている。
キリアン・マーフィーが主演男優賞、
ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞と
名立たる映画俳優たちも出演していて、
物語により深みを持たせ、感情を揺さぶる
演技が魅力的な映画だ。
あらすじ
映画会社ビターズ・エンド公式YouTubeチャンネルより
第二次世界大戦下、
アメリカで立ち上げられた
極秘プロジェクト
「マンハッタン計画」。これに参加した
J・ロバート・オッペンハイマーは
優秀な科学者たちを率いて
世界で初となる原子爆弾の開発に
成功する。しかし原爆が実戦で投下されると、
その惨状を聞いたオッペンハイマー
は深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、
オッペンハイマーはのまれてゆくの
だった―。世界の運命を握った
オッペンハイマーの栄光と没落、
その生涯とは。今を生きる私たちに、
映画『オッペンハイマー』公式サイトより引用
物語は問いかける。
感想・評価

『オッペンハイマー』
この映画の独断と偏見での評価は…
☆ 5中、☆ 4.5 とする!
始まりと共に惹きつけられる映像の破壊的な
衝撃を受け、ノーラン監督からの問いを
心と目に焼けつけねばと覚悟を決めた。
キリアン・マーフィー演じる
オッペンハイマーとロバート・ダウニー・Jr.
演じるストロース、この2人を軸に物語は
進んでいく。
オッピーの視点をカラー、ストロースは
モノクロの映像で視点の切り替わりが
分かりやすく、こんな面白い表現方法には
唸ってしまう。
しかし、ロバート・ダウニー・Jr.は
アイアンマンから上手く脱皮している。
劇中、アイアンマンは一切、
よぎらなかった。演技力は本物、
助演男優賞を取ったのは納得。
若き日のオッピーは狂気に立ち入っても
踏みとどまれる人だった。
それを変えたのは、物理学者としての探究心
と名声、愛国心、激動の時代のうねりに
飲まれたからだと思う。人間であれば、
どんな天才であっても逃れられない。
いち早くナチス・ドイツが核爆弾の可能性を
見出したことへのアメリカと物理学者たちの
焦りがリアルに伝わる。先にアメリカが
作らないといけないプレッシャーと
プライドが導火線になる理由を理解した。
オッピーの私生活を知ると、女好きの不貞を
働く男。その罪深さを「名声で償える」と
言う傲慢さに心底、恐ろしくなった。
だが、助けを求める愛人の自殺で
自分を責めるオッピー、自分のしたことを
後悔する人間性はある。
彼を知れば知るほど、あまりにも愚かで
弱く、善性を持つ矛盾を抱えた人物だった。
トリニティ実験から原爆が完成、核兵器に
よる勝利に狂喜乱舞する当時のアメリカに
日本人はどういう感情を持って見るべきか
迷いと疑問が生まれた。
アメリカでは英雄と讃えられるオッピーに
押し寄せる空虚な罪悪感。作った責任は
あれど使った責任はない。
だが、自らが予言した通り、今までの世界を
破壊し、血塗られたのに誰も罰してくれない
から罰せられることを求めていた。
許されようとする気持ちは分からなくもない。
ストロースはオッピーに対する個人的恨みで
彼の転落を謀る。彼の蛇のような執念深さが
オッピーを苦しめるが、オッピーは戦わず、
自分が受ける罰だと受け入れる。
ストロースは結局、オッピーに意図しない
許しを与えることになった。
その滑稽さに憐れみを覚える。
オッピーは英雄でも天才でもない、
ただの人間の1人であった。戦争を
終わらせるきっかけを作り、これまでの
世界を破壊し、自分たちの手で人類を
終わらせられる世界へと変えた男の人生だ。
核分裂のように、たくさんのことを
考えさせられたオッペンハイマー、
本当に面白かった。
まとめ

核分裂のような複雑な心理描写に
様々な感情が増殖する
映画『オッペンハイマー』感想・評価
ということで、
「原爆の父」と呼ばれる男の生涯と
第ニ次世界大戦から冷戦時代のアメリカの姿
を描き、現在の核兵器がある世界を生きる
我々にクリストファー・ノーラン監督が
問いかける映画『オッペンハイマー』の
感想・評価を書いてきた。
この作品の独断と偏見での評価は…
☆5 のうち、 ☆ 4.5 でした!
今回のノーラン監督の作品は日本人から
すれば、本当に複雑なテーマだった。
だが、原爆について、オッペンハイマーから
見るアメリカの視点は知るべき。
批判を恐れずに言うと、
広島や長崎の原爆投下の描写を、この映画に
取り入れなかったのは良かったと思う。
当時のアメリカだけを描くことで、
日本の状況が見えず、政府の言葉でしか
知ることができなかった
その時代を生きたアメリカの人々と
観客はつながることができる。
この記事を読んで、今回、紹介した作品に
興味を持っていただければ幸いです。
また、この映画を見たよ~という方は、
感想などコメントをお待ちしております。
現在、劇場公開中なので、気になる方は、
劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。



コメント