この主人公の人生を追い続けたい!宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』感想・評価

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どうも!筋ジスブロガーのSHOHEYZAKAやで~

2023年に俺を1番、笑わせてくれた小説
『成瀬は天下を取りにいく』が2024年の
本屋大賞にノミネートされ、楽しみに
していた続編が発売されると耳にした。

今回の記事は、
前作『成瀬は天下を取りにいく』に
引き続き、主人公、成瀬の予測できない
行動に振り回される面白さにおかわりが
欲しくなる小説『成瀬は信じた道をいく』の
感想・評価を書いていく。

この小説をオススメする人は…

・前作を読んだ人はもちろん必読!
・滋賀県民なら100%楽しめるから地元民
・ライトな感覚で小説を読みたいあなた

この小説の独断と偏見での評価は…
☆ 5のうち、☆ 4!

宮島未奈さんの小説を今作も読み終えて
思ったのは、彼女が描く世界が
すごく好きだということ。

成長した成瀬の人生の歩みに再び、
ツッコミを入れながら笑わせてもらった。

あらすじ

唯一無二の主人公、再び。
その前途、誰にも予測不能!

成瀬の人生は、
今日も誰かと交差する。
「ゼゼカラ」ファンの小学生、
娘の受験を見守る父、近所の
クレーマー主婦、観光大使に
なるべく育った女子大生…。

個性豊かな面々が新たに
成瀬あかり史に名を刻む中、
幼馴染の島崎が故郷へ帰ると、
成瀬が書置きを残して
失踪しており……!?

新潮社公式サイト|https://www.shinchosha.co.jp/book/354952/ より

感想・評価

宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』
この小説の評価は… ☆ 5中、☆ 4 とする!

主人公、成瀬あかりを推しとする
小学生、北川みらいの目線から
成瀬の人となりを掘り下げていく面白さ、
彼女のことを知れば知るほど、
おやつ昆布のように旨味が溢れる。

前作を読んでいる俺は成瀬という人物を
思い出しながら、新しい一面を垣間見て、
まだまだポテンシャルを秘めている
キャラクターだと実感した。

前作を読んでいなくても楽しめる作品だが、
前作を読んでおいたほうがより一層、楽しめる。

「何になるかより、何をやるか」
成瀬語録は相手が小学生であっても、
新しい自分を生きるきっかけを
こじ開けて作り出していく。

成瀬の父、慶彦の視点へと変わる。
大学受験を控え、娘が自分の元から
巣立っていく不安と送り出すことも
仕方ないと葛藤する父の寂しさ。

親の心配をよそに
無難には進まないのが成瀬の歩む道、
人生の岐路すら見届けるのが楽しい。

彼女の合否の心配よりも、
成瀬の一挙手一投足しか気にならない始末。
それに振り回されるお父さんに
「ひとまず、お疲れ様です」と言いたい。

話が変わり、クレーマー体質の
呉間言実と成瀬がどう絡んでいくのか
期待を膨らませる。

呉間さん、俺はなんか苦手な女性。
フレンドマートのアルバイト、成瀬から
したら、ありがたい意見をくれるお客様になる。

それだけでなく、万引き犯を探しだす
手伝いをしてほしいと依頼する姿に
吹き出してしまった。呉間さんの悩みに
振れると、苦手と思ったことを反省。

観光大使になるべく育てられた篠原かれん
は、冷ややかに成瀬を観察する。

そんな彼女も成瀬の不思議な魅力に
引っ張られて、少しずつ我が道を
進み始めていく。熱意に火がついた篠原は
成瀬を誘って、観光大使-1グランプリで
日本一を目指す展開、面白い。

祖母と母は3世代で観光大使になるという
目論見を叶えたので、篠原の大使としての
活動にすっかり興味がなくなる。

それどころか、4世代の観光大使を
勝手に目指して、お見合いを勧められる。

これ以上、自分の人生を決められまいと
腹をくくった篠原の姿に気付けば、
成瀬の存在が薄まっていた。

物語の最後が迫り、成瀬の面白さが
爆発する。成瀬の親友で東京へ引っ越した
島崎の視点で進む。

島崎の親友と離れた寂しさと今の成瀬を
知る人たちへ嫉妬でしんみりするし、
奇想天外な成瀬の行動に笑わされるし、
感情の変動が忙しい。

最後の最後まで飽きることなく、
あっという間に読み終えてしまった。

それにしても、まだまだ追いたい
成瀬あかりの人生の物語。

唯一無二の主人公、再び。

『成瀬は信じた道をいく』

著者宮島未奈
ジャンル青春小説
ページ数192ページ
出版元新潮社 (2024/1/24)

この作品は宮島未奈さんのデビュー作にして
「2024年本屋大賞」にノミネートされた
『成瀬は天下を取りにいく』の続編で
再び、奇想天外に我が道を生きる主人公
成瀬あかりの一挙手一投足を描く。

宮島未奈

1983年静岡県富士市生まれ。
滋賀県大津市在住。

著者の滋賀県大津市での暮らしをつづる
ブログ「オオツメモ」も面白い!

受賞歴

『成瀬は天下を取りにいく』(2023/3/17)

2021年、「ありがとう西武大津店」で
新潮社主催の新人賞である
第20 回「女による女のためのR-18 文学賞」
の大賞、読者賞、友近賞をトリプル受賞。

選考委員の浦しをんさん、辻村深月さん、
友近さんの三人から大絶賛され、
さらに、各界の著名人からも高い評価を
受けている発売即、大重版の青春小説。

2024年「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 本屋大賞」候補作に選ばれる。

ちなみに、宮島未奈氏は
2018年「二位の君」で集英社主催の
「第196回コバルト短編小説新人賞」も
受賞している。(宮島ムー名義)

まとめ

この主人公の人生を追い続けたい!宮島未奈
『成瀬は信じた道をいく』感想・評価

ということで、
前作『成瀬は天下を取りにいく』に
引き続き、主人公、成瀬の予測できない
行動に振り回される面白さにおかわりが
欲しくなる小説『成瀬は信じた道をいく』

感想・評価を書いてきた。

この小説の独断と偏見での評価は…
☆ 5のうち、☆ 4!

予想を超える成瀬の言動と行動に、
ただ笑わされるだけでなく、
なんか人生について学ばされる不思議。

前作を読んで、今作も読み終えたのに
「もっと成瀬の人生を追いかけさせてほし
い」と著者の宮島未奈さんに伝えたい。

魅力が溢れる主人公に出会えたことに感謝。

この記事を読んで、今回、紹介した作品に
興味を持っていただければ 幸いです。

今回、紹介した小説を
読んだことのないあなた!
ぜひ、この機会に読んでみては
いかがでしょうか?

また、この小説を読んだよ~という方は、
感想などコメントをお待ちしております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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