
どうも!筋ジスブロガーのSHOHEYZAKAやで~
食べ物や薬をのどに詰まらせての窒息って
誰もが絶対にしたくない死に方。
生きるのに必要な食事で死ぬって本末転倒。
それに筋ジスがあるにしても、
30代手前の若さで嚥下関係で
生死をさまようって、なんか恥ずかしい。
今回の記事は、筋ジスが嚥下にまで迫り、
薬を飲むのが怖くなった経験から
嚥下障害と生きるための運動やマッサージ、
食事からのアプローチを紹介していく。
この記事を読んでいただくと、筋ジスの
進行や年齢的な身体の衰えによって起こる
嚥下障害への対策を知ることができます。
嚥下障害とは何?

嚥下(えんげ)とは
食べ物を口に入れて飲み込むことを指し、
「喉の筋肉」「唾液の量」
「歯の状態」により飲み込む力が低下し、
食べ物や水分が食道ではなく、
気管に入り込むことを嚥下障害という。
この嚥下障害によって、
誤嚥性肺炎が引き起こされるので注意。
嚥下障害の可能性を疑う3つの自覚症状
| ・食事や水分補給でむせることは増えた |
| ・飲み込んだ後も食べ物のカスが 口に残り、のどに引っかかりを感じる |
| ・睡眠中や横になっていると、むせたり咳き込むことがある |
これらが1つでも当てはまるなら、
嚥下について考え始めてみるといい。
嚥下障害は食事に潜む死の危険を高める

筋ジスの進行に関係なく、どんな人でも
嚥下機能は年齢とともに衰えていく。
自分は筋ジスの影響で、若くして嚥下が
弱って、薬を喉に詰めやすくなった。
薬を詰めて窒息しかけたときの状況
いつものように夕食後、ヘルパーさんに
薬を5錠、口にまとめていれてもらい、
コップがちょっと遠いかなぁと思いながら、
前かがみ気味でストローに口をつけた。
ストローで水を口に含もうと吸っていると、
吸い口がコップの壁にくっついて、
口を湿らすくらいの量でそれ以上に
吸えなくなり、焦って勢いで
飲み込もうとして、のどに詰まる…。
目の前にヘルパーさんもいない、声も
出せない。あっ俺死んだな…とよぎった。
「こんなんで死にたくない」という
想いで、薬を2錠、吐き出すことに成功。
これでうめき声を出すことができて、
ヘルパーさんが飛んできてくれた。
顔は真っ青になりながらも、
なんとか自力で死の淵から生還!
あとちょっとで危なかった。
ホンマに生きていてよかった。
看護師さんの指示でカフアシストという
機械で喉に残っている薬など、
一応、肺に流れたものがないか、
誤嚥性肺炎予防の万が一のチェック。
パルスオキシメーターでSPo2の確認も
忘れずに!これも大切な確認。
今、思えば、飲み込むタイミングが
分からなくなった時点で、
焦らずに吐き出せばよかった。
焦ってしまうけど、焦ったらあかん良い例。
次からは危ないってよぎったら吐き出そう。
こういうことがあると、筋ジスの進行で、
やっぱり嚥下機能が落ちていると自覚する。
ごくまれにお茶を詰まらせかけるのが
あり、時々、飲み込みにくさを感じていた。
食べ物の飲み込みづらさを感じたら、できること

嚥下障害の予防と改善
生活習慣に取り入れやすい誰でも簡単に
行えるマッサージとトレーニングで
嚥下障害は予防と改善ができるので、
大変そうだと身構えずにやってみよう。
顔や口周辺、首のマッサージ
お風呂の中表情筋を指で優しく
マッサージし、顔の緊張をほぐす。
そして、耳の前を押すように刺激しながら、顎下腺マッサージに移っていく。
顎下腺マッサージのやり方
あごと首の境目を5か所ほど指で押して、
顎下腺を刺激し、唾液の分泌を促す。
これを3セット行う。
口と舌のストレッチ
口や顔全体を大げさに動かして、
変顔をするイメージでストレッチ。
舌を上下左右と交互に2回ずつ動かそう。
これを食事前に行うとベスト!
首と肩のストレッチ
両手をバンザイして、首を回したり
傾けるストレッチで、飲み込みに
必要な筋肉、誤って気管に入った
異物を外に吐き出す力が鍛えられる。
早口言葉とパタカラ体操
口を大きく動かし、同じ言葉を
連続で発音することで、
噛む動きと飲み込みに必要な口の動きを
滑らかにする訓練につながる。
パタカラ体操のやり方
| 1「ぱ」「た」「か」「ら」と1音ずつ発音する |
| 2「ぱぱぱぱ」「たたたた」「かかかか」「らららら」のように連続して発音する |
| 3「ぱたから、ぱたから、ぱたから、ぱたから」と組み合わせて、連続で発音する |
食事前の準備運動として、これらの発音を
ハッキリと聞こえるように10回行う。
お腹から思い切り笑って、歌をうたう
大きな口を開けて、大きな声で
笑うことで腹筋が鍛えられて誤嚥を防げる。
歌を歌うことでも腹筋が鍛えられるので、
誤嚥予防につながる。
腹筋を鍛えることは、誤って気管に入った
異物を外に吐き出す力が高まる。
むせたり飲み込みにくい食品と考えられるケア

嚥下が弱っている人のケアを考える前に
むせたり、のどに詰まりやすい食品を紹介。
| もちもち)いか、たこ、もち… |
| ぱさぱさ)パン、せんべい、芋類… |
| ぺらぺら)のり、わかめ… |
| ぱらぱら)ふりかけ、そぼろ… |
| さらさら)飲み物、汁物… |
| すっぱい)酢の物… |
これらの食品に注意しながら、食べ物を
飲み込みやすくする工夫をしよう。
普通の食生活から、いきなり変えようと
すると、しんどいところがある。
焦らず、今の自分の状態と気持ちに
寄り添いながら、少しずつ調整していこう。
調理にひと手前を加える
肉や野菜は、包丁で繊維や筋を切り、
よく煮込むことで、飲み込みやすくなる。
食べやすい形に、1口大にカットする
1口大でも飲み込みづらさを感じるときは、
本人が食べやすいサイズにカット。
カットする場合、きざみやみじん切りは
口の中でバラバラになって危険。
細かすぎる食品には、あんをからめたり、
とろみをつけるとGood!
料理をすり潰してペースト状にしても
よいが、抵抗を感じる人も多い。
料理によっては、そういった配慮で美味しさ
を感じられないこともあるから、難しい。
とろみやつなぎをつける
飲み物にはとろみをつけ、食べ物にはあんを
からめることで、飲み込みやすくなる。
マヨネーズで和えたり、豆腐やじゃがいもなどをつなぎとして、加えるのもあり。
とろみをつけるときにオススメなのが、
スーパーやドラッグストアで売っている「Asahi とろみエール」
飲み物にとろみをつける際の注意点
とろみをつけ過ぎると誤嚥しやすくなる。
自身の経験上、とろみが度を超えると、
触感がよくないし、美味しさを損ねている。
とろみの塩梅には気を付けたほうがいい。
食べ方・飲みこみ方
ぱさぱさしたパンなどを食べるときは、
スープやシチューにつけたり、
牛乳などの水分を食品に含ませることで、
飲み込みやすくする。
薬を飲む際は、ゼリーと一緒に
飲むなどして飲み込みやすくする。
好きな味のゼリーと飲むのもいいが、
薬との飲み合わせがあるので注意。
喉に詰まらせた時の対処法を考えておく
もしものときのために安心材料として、
詰まらせた時の対処法を学んだり、
「窒息予防装置ライフバック」
を用意しておくといい。
まとめ

筋ジスと嚥下|恐怖!薬を喉に詰まらせて
窒息しかけた話…嚥下障害について考える
ということで、筋ジスが嚥下にまで迫り、
薬を飲むのが怖くなった経験から
嚥下障害と生きるための運動やマッサージ、
食事からのアプローチを紹介してきた。
嚥下障害は、ほんの少しのことで、
むせたり、のどに詰めることが増える。
身体の衰えというか変化って、知らない間に
進んでいて、ある日突然、気付く。
いつも身構えていては、心がしんどいから、
身体の変化気付いたとき、
今の自分に必要だと思えることを
少しずつ、やっていくだけでいい。
薬で窒息しかけて嚥下障害を
意識し始めた俺の経験が
嚥下に悩むあなたやご家族の
参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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